勝田州彦(くにひこ)容疑者は、岡山県津山市の小学3年の女児殺害容疑で2018年に逮捕され2023年に無期懲役の判決が確定しています。
しかし2024年11月、2件の事件への関与も認めていることがわかりました。
- 2006年兵庫県たつの市の小学4年の女児が刃物で刺されて重傷を負った事件
- 2007年兵庫県加古川市で小学2年の女児が刺殺された事件への関与
今回は、そんな勝田州彦容疑者の実家について、以下の気になることを調査しました。
- 勝田州彦容疑者の実家住所
- 勝田州彦容疑者の実家はどんな家?画像はある?
- 父親・母親はどんな人?
- 兄弟はいる?
- 生い立ちと犯罪歴・余罪
最後までご覧ください。
勝田州彦の実家住所
勝田州彦容疑者さんの実家がある場所は、兵庫県加古川市平岡町新在家です。
兵庫県姫路市で昨年5月、女子中学生を刃物で刺したとして殺人未遂罪に問われた同県加古川市平岡町新在家、無職、勝田州彦(くにひこ)被告(37)の裁判員裁判の初公判が12日、神戸地裁姫路支部(木山暢郎裁判長)で開かれた。
引用元:産経新聞
兵庫県加古川市は、兵庫県南部の播磨灘に面した市で交通の便の良さから神戸市・姫路市のベッドタウンとなっています。
家族構成は両親、姉の4人家族です。
勝田州彦容疑者は、2018年の逮捕の時も実家の両親と同居していたことがわかっています。
【画像】勝田州彦の実家はどんな家?
勝田州彦容疑者の実家は、ニュース映像で一部公開されています。
緑が生い茂っている様子がわかりますので、庭付きの一戸建てのようですね。
建物の外観を見ると、ごく普通の一般家庭の住宅のようですね。
勝田州彦の実家の父親は元警察官で他界していた
勝田州彦容疑者の父親は、2018年の逮捕の時マスコミの取材を受けています。
しかし、2024年現在から6年前、つまり2018年に他界していました。
ということは、勝田州彦容疑者が逮捕された直後に亡くなっていることになります。
父親の名前や顔画像は非公表ですが、職業は元兵庫県警の警察官でした。
父親は、ノンキャリアで兵庫県警に入り、捜査一課の刑事を経て警部の階級まで登り詰め、定年まで勤め上げました。
更には、「瑞宝単光章」を受勲するほどの立派な人物だったといいます。
一見すると真面目で何の落ち度もない父親という印象を受けました。
しかし、父親は虐待やネグレクトをしていたことが報じられました・・・
父親の虐待とネグレクト行為
週刊誌の取材によって、父親が勝田州彦容疑者に対して虐待とネグレクトを行なっていたことが明らかになりました。
父親と同じ元兵庫県警刑事の飛松五男さんはこのように語っています。
家庭で虐待をしていたのかと問うたところ、『(州彦が)言うことを聞かないから半殺しにしたった』と認めていました。一方、中学校で勝田は、暴力を振るわれたり机に落書きをされたりといったいじめを受けていたのですが、父親は放置していたというのです」
引用元:デイリー新潮
親の愛情不足で育った子供は、自己肯定感が育まれず自分の存在価値がわからなくなってしまいます。
父と息子の確執が、勝田州彦容疑者が自傷行為に及ぶきっかけになったのかもしれません。
父親の隠蔽行為
父親は勝田州彦容疑者の犯罪行為を隠蔽しようとしていたこともわかりました。
2018年ごろ、兵庫県警のOBでもある勝田容疑者の父親が、同じく兵庫県警OBでジャーナリストの飛松五男氏に対して、「『もうこれ以上喋るな』って息子に言ってくれ。警察官としての誇りをもって死なせてくれ。俺が死ぬまで喋るな」などと、息子への口止めを依頼。
引用元:週刊文春
2018年に他界した父親は、自分の警察官人生にこれ以上泥を塗らないで欲しいと願ったのでしょう。
勝田州彦容疑者が別の事件の関与を認め始めたのは父親の死がきっかけとなったのかもしれません。
勝田州彦の実家の母親は元警察職員で他界していた
勝田州彦容疑者の母親は、2018年の逮捕の時マスコミの取材を受けています。
母親も父親の死から2年後の2020年に他界していることがわかりました。
母親の名前や顔画像も非公表ですが、職業は元兵庫県警の職員で捜査1課の庶務係だったこともあるそうです。
2018年の逮捕の時、加古川事件の関与も疑われてた勝田州彦容疑者。
その時母親は、「絶対そんなしてない」と言い張る勝田州彦容疑者の言葉を信じていました。
しかし、もし殺害事件に関与していたとしたらと問われると、「そうなれば信じるも信じないもない、申し訳ないというだけです」と語っています。
勝田州彦容疑者は、遅くに出来た子供だったそうで、両親は「クニちゃん、クニちゃん」と読んで可愛がっていたといいます。
近隣の住民によると、目に入れても痛くないほどの可愛がりようだったとのこと。
幼い頃は溺愛してたんだね・・・
事件の動機については、いじめをきっかけに自傷行為から他者への暴力にエスカレートしていったようです。
中学時代にいじめを受けたことをきっかけに自らの腹部を刺す自傷行為に及ぶようになったことが明かされた。やがて「女の子」と「腹部からの出血」が一体となったイメージに性的興奮を覚えるようになり、自傷行為は他者への暴力にエスカレート。
引用元:産経新聞
母親は、勝田州彦容疑者の異常行為は知りながら、なぜこうなったのか信じられないという主旨の発言をしています。
息子が受けていたいじめや父親の虐待に気付いていたであろう母親。
しかし、どう対処すれば良いかわからず、呆然と時間をやり過ごしてしまったのかもしれません。
勝田州彦の実家の兄弟は10歳以上年の離れた姉が1人
勝田州彦容疑者の兄弟は10歳以上も年の離れた姉がいます。
姉の情報は、ほとんどと言っていいほどありませんでした。
ただ、早くに自立して実家を出て行ったといいます。
幼い頃は年の離れた弟のことが可愛くて仕方がなかったでしょう。
姉もまた事件後は生活が一変し、辛い毎日を送ることになってしまったのではないでしょうか。
勝田州彦の生い立ちと犯罪歴・余罪
勝田州彦容疑者の生い立ちと犯罪歴・余罪についてまとめました。
生い立ち
生年月日 | 1978年12月31日45歳(2024年11月時点) |
学歴 | 地元中学→県内の私立男子高校へスポーツ推薦入学 |
職歴 | パチンコ台の組立工 運送会社の運送員 地元ショッピングセンターの現金輸送車運転手 大手飲料会社に期間社員として勤務 |
特技 | 水泳、柔道 |
水泳の強豪校に入学や、父親から柔道を教わっていたり、スポーツマンな一面があったようです。
最後に勤務していた大手飲料会社での勤務態度は、「無遅刻無欠勤で、トラブルは一切なかった」そうです。
近隣住民も、9年間大人しく真面目に暮らし続けた勝田州彦容疑者を、更生したと安心して見ていました。
幼い頃から柔道を教わっていた勝田州彦容疑者の両腕は一升瓶のように太かったといいます。
その剛腕で女児に暴行を加えていたと思うと、あまりに卑劣で到底許されない行為です。
犯罪歴と余罪
勝田州彦容疑者の犯罪歴と余罪を一覧にまとめました。
2000年女児に対する暴行事件 | 懲役3年、執行猶予4年の有罪判決 |
2004年津山小3女児殺害事件 | 2018年に逮捕され2023年無期懲役が確定 |
2006年兵庫県たつの市の小学4年の女児が刃物で刺されて重傷を負った事件 | 関与を認めている |
2007年兵庫県加古川市で小学2年の女児が刺殺された事件への関与 | 関与を認めている |
2015年兵庫県姫路市で女子中学生を刃物で刺す殺人未遂罪 | 懲役10年の判決 |
関与を認めている事件は、これから警察が慎重に調べを進めるとなっています。
まとめ
勝田州彦容疑者の実家について調査したところ、以下のことがわかりました。
- 勝田州彦容疑者の実家の住所は、兵庫県加古川市平岡町新在家
- 父親は、元警察官
- 母親は、県警職員
- 兄弟は10歳以上年の離れた姉がいる
- 生い立ちと犯罪歴・余罪について
最後までご覧いただきありがとうございました。